KyashCardVirtualは、ウォレットアプリ「Kyash」の開発や運営等の事業をおこなう株式会社Kyashが提供するVisaブランドのプリペイド(前払い)式バーチャルカードです。
アプリから1分程度で発行でき、Visaに加盟するオンラインショップで利用できます。
Kyash Card Virtualの特徴
KyashCardVirtualの大きな特徴は、アプリから簡単に発行できる「手軽さ」にあるといえるでしょう。
また、ポイントの貯めやすさや、条件を満たせば実店舗で使用できる点もKyashCardVirtualの魅力といえます。
Kyash Card Virtualのメリット
1.年会費・発行手数料が無料
KyashCardVirtualは年会費が必要ありません。発行手数料も無料で、本人確認も任意となっています。
2.ポイントが貯まりやすい
Kyashが発行するVisaカードを使用すると、決済金額に応じてポイントが還元されます。還元率はカードの種類や入金方法、本人確認の有無によって異なりますが、KyashCardVirtualのポイント還元率は0.2%~0.5%となっています。
また、チャージ方法にクレジットカードを用いる際はクレジットカード会社側のポイントにも反映されるため、双方のポイントが貯まりやすいという利点があります。
3.プリペイド(前払い)式で使い過ぎが防止できる
KyashCardVirtualは事前に一定の金額をチャージするプリペイド(前払い)式。入金金額分のみが利用できるため、使い過ぎ防止につながります。
4.条件を満たせば実店舗利用も可能
詳しくは後述しますが、KyashCardVirtualはApplePayやGooglePayといった非接触型決済サービスに登録することで一部の実店舗にて使用できます。
条件を満たせば決済の可能性が広がるという点もKyashCardVirtualのメリットといえるでしょう。
Kyash Card Virtualの登録方法・作り方
Kyash Card Virtualは専用のアプリを利用することで簡単に発行できます。
事前準備
Kyash Card Virtualを利用するために必要なアプリはAppStoreまたはGooglePlayからダウンロードします。お使いのスマホにあわせてアプリをダウンロードしてください。
作り方
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1. Kyashアプリをダウンロードし、起動させます。
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2. メールアドレスや電話番号などを入力して会員登録します。
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3. アプリの上部に表示されている「バーチャルカード発行」をタップします。
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4. 「バーチャルカード発行(無料)」という表示をタップするとKyashCardVirtualが発行されます。
Kyash Card Virtualの使い方
Kyash Card Virtualはオンラインショッピングの決済時に使用します。
使い方(支払い方法)はいたってシンプル。オンラインショッピングの決済画面で、クレジットカードを使うときと同じように「カード番号」「有効期限」といった情報を入力すれば決済が完了します。
Kyash Card Virtualのチャージ方法と支払い方法
KyashCardVirtual、プリペイド式になるため、買い物前にアプリに一定の金額をチャージしておく必要があります。
- イマすぐ入金(後払い)
- 必要な金額をすぐにチャージし、翌月末払いにできる後払いに対応しています。
- 銀行口座
- 所定の銀行口座をアプリに登録し、直接入金。
- ネットバンキング(ペイジー)
- インターネットもしくは金融機関のATMからチャージできます
- セブン銀行ATM
- セブン銀行ATMにて1,000円~100,000円の範囲で紙幣による入金が可能
- コンビニ
- ローソン・ファミリーマート・ミニストップ・セイコーマートのマルチメディアキオスク端末を利用し、レジで現金を支払います。
- クレジットカード
- Visaカード、Mastercard、JCBカード、AmericanExpressカードに対応しています。
- その他
- 上記のほか、提携サービスにおける売上金やポイント等からもチャージ可能です。
Kyash Card Virtualが使えるお店
KyashCardVirtualは、国内外のVisaに加盟するオンラインショップで使用できます。基本的にオンライン決済のみに対応したカードですが、ApplePayやGooglePayに登録することでQUICPay+に加盟している実店舗で使用することも可能となります。
なお、Visa加盟店でもショップ側の利用環境などによっては決済に対応していない場合があるため、使用前に確認しておきましょう。
Kyash Card Virtualの注意点
1.決済額に上限がある
KyashCardVirtualを本人確認なしで使用する場合、1回あたりの決済上限額は3万円(本人確認済みだと10万円)、月あたりの決済上限額は5万円(本人確認済みだと15万円)となります。
ちなみに、リアルカードであるKyashCardの場合は1回あたり30万円、月あたり100万円。KyashCardLiteについては本人確認なしで1回あたり5万円(本人確認済だと10万円)、月あたり12万円(本人確認済みだと15万円)となります。KyashCardVirtualは3種のカードの中で最も決済上限額が低く設定されていることを予め留意しておきましょう。
2.ポイント付与に上限がある
KyashCardVirtualでは、ポイント付与の上限が600ポイントとなっています(Kyashバリューでの決済では100ポイント)。リアルカードの場合、KyashCardLiteは上記と同じく600ポイント(Kyashバリューでの決済では100ポイント)ですが、KyashCardだとポイント付与上限が1200ポイントに設定されています(Kyashバリューでの決済については100ポイント)。
3.基本的に実店舗では使用できない
既に触れたとおり、KyashCardVirtualはApplePayやGooglePayに登録することでQUICPay+に加盟する実店舗で使用することが可能です。ただしデフォルトではVisaに加盟するオンラインストアでのみ使えるカードになりますので注意が必要です。
まとめ
KyashCardVirtualは書類や審査が不要で即発行されるバーチャルカードです。
ポイントが貯まりやすい点やApplePayやGooglePlayに登録することで使い方の幅が広がる点が魅力といえるので、ネットショッピングやオンライン決済を使う方にオススメのバーチャルカードです。